こんにちは、シュンです。
「矯正治療って、どんな種類があるの?」
「どんな歯並びでも治せるの?」
「どのくらい時間がかかるの?」
といった疑問にお答えします。
本記事では、大人の矯正治療について
- 矯正治療の種類
- それぞれの矯正装置のメリットとデメリット
- どんな人にどの装置がおすすめか
について解説します。
矯正装置の種類
現在、大人の矯正治療は大きくワイヤー矯正とマウスピース矯正に分けられます。また、ワイヤー矯正も表側につけるものと裏側につけるものがあります。
ワイヤー矯正
ブラケットという装置をそれぞれの歯につけて、ワイヤーを通すことによって矯正する方法です。最もスタンダードな方法で、矯正というとこのワイヤー矯正をイメージするかと思います。
ブラケットの種類も金属のもの目立ちにくいプラスチックやセラミックのものなど様々です。また、ワイヤーを歯の裏側からつけることも可能で裏側矯正や舌側矯正などといいます。
ワイヤー矯正は、全て固定式の装置でご自身で外すことはできません。そのため、矯正期間中は歯磨きが難しくなります。
ワイヤー矯正は、非常に古くからある治療方法ですので、基本的にどんな歯並びにも対応することができます。
マウスピース矯正
最近、非常に流行っている矯正方法で一番の特長は、ご自身で装置を取り外すことができることです。取り外しができるため、食事や歯磨きは矯正中もほとんど変わりません。
しかし、1日20時間以上の使用が必要なことから食事と歯磨きのとき以外ほとんどずっと装着する必要があることと、決められた期間(1~2週間に1度程度)ご自身で新しいマウスピースに付け替える必要があります。
また、不得意な動かし方もあるため、すべての方に適用できるわけではありません。
最近では、色々な種類のマウスピース矯正がありますが、現在最も有名なものが「インビザライン®」というものです。
マウスピース矯正についてもっと詳しく知りたい方は下記を参照してください。
それぞれの矯正装置のメリットとデメリット
| 矯正装置の種類 | 表側ワイヤー矯正 | 裏側ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 |
| 症例の適用範囲 | ◎ | 〇 | △ |
| 見た目 | × | ◎ | 〇 |
| 歯磨き | △ | × | ◎ |
| 費用 | 〇 | × | 〇 |
| 仕上がり | ◎ | ◎ | △ |
| 取り外し | できない | できない | できる |
| 自己管理 | 歯磨きのみ | 歯磨きのみ | 必須 |
表側のワイヤー矯正
メリット
- 最も安価で矯正ができる
- どんな症例でも対応できる
- 仕上がりがきれい
- 矯正治療をおこなっている医院では、どこでもできる
(表側のワイヤー矯正ができない歯科医師は矯正医ではありません。裏側矯正専門医院やマウスピース矯正専門医院は除く)
デメリット
- どうしても目立つ
- 矯正中は歯磨きが大変
裏側のワイヤー矯正
メリット
- ほぼどんな症例でも対応できる
- 見た目が最も良い
- 仕上がりがきれい
- 表側よりむし歯にはなりにくいといわれている
デメリット
- 最も費用がかかる
- できるところが少ない
- 慣れるのに時間がかかる
マウスピース矯正
メリット
- 取り外しができる
- 見た目が目立たない
デメリット
- 1日20時間以上の使用が必要
- 自己管理が必要
- そもそも使えないと治らない
- 仕上がりとしては、劣ることがある
どんな人にどの装置がおすすめか
表側のワイヤー矯正

最も一般的な矯正方法ですので、どんな方にもおすすめできます。
費用も最も抑えられますし、特にこだわりがなければ表側のワイヤー矯正をおすすめします。
装置の種類も金属、プラスチック、セラミックと種類があるのも特徴です。
プラスチックやセラミックの装置やホワイトワイヤーを使えば、かなり目立ちにくい装置にすることも可能です。
ポイント
周りの人に矯正をしてることが分かっても良い方なら、どんな方にもおすすめです。
裏側のワイヤー矯正

装置が目立つのが嫌な方や、職業上(芸能人、キャビンアテンダントなど)どうしても装置が見えてはいけない方は裏側矯正をおすすめします。
歯磨きは非常に難しく、丁寧に磨かないと歯肉が腫れてしまったり、虫歯になってしまったりしまうので注意が必要です。
また、裏側に装置がありますので舌がひっかかって、口内炎になりやすいです。
そのため、話す職業の方は慣れるまで大変かもしれません。
上の歯は裏側で、下の歯は表側で治療することも可能です。
ポイント
お仕事上、どうしても装置が見えてはいけない方や目立たない装置を希望して、マウスピース矯正は適用されない方におすすめです。
マウスピース矯正

大前提として、ご自身で厳しく管理ができる方にしかおすすめしません。
食事や飲み物(水以外)を取るときも毎回装置を外す必要があるため、1日に何度もコーヒーや紅茶を飲むことが習慣の方や味見が必要な料理人の方は避けた方が良いでしょう。
学生で運動系の部活動をしている場合も、スポーツドリンクなどを飲むときも外す必要があるためおすすめできません。
また、仕事上のお付き合いなどが多く、頻繁に飲みに行く方も1日20時間使えないことが多くなり、動きが遅くなる傾向があります。
装置は一度に発注してしまうため、「どうしても使えない!」となっても使って頂けないと返金などはできないことがほとんどです。
ポイント
〇〇のときは使えないという方にはおススメできません。
ご自身で管理できる方には、歯磨きもしやすく目立ちにくい装置です。